神戸市北区淡河(おうご)町。
障害者支援施設、社会福祉法人上野丘さつき会の利用者たちが育てたお米は、減農薬栽培で丁寧に育てたピカピカの“キヌヒカリ”です。そのお米を使って自家製粉した「米粉」が今回の主人公です。
産まれるべくして誕生した、そんな道しるべがこの物語には隠されています。
近年、全国各地で「農福連携」という言葉を耳にする機会があります。
農業の担い手不足の解消を福祉のマンパワーで解消出来ないかという取り組みです。
でも私たちはこの言葉が使われるもっと前から地域と農福連携をしてきました。
真面目にコツコツ取り組む姿に嘘は無く、どこか陽気な雰囲気もあったりして、頼りになる存在だと理解され始めると、瞬く間に地域の方との距離は縮まっていったのです。
その積み重ねた経験値が今、さらに加速度を増して連携を強めています。
神戸市北区も高齢化によって農家の減少傾向が見えてくる時代になりました。
地域に貢献していく気持ちをどこかで誇りに変える事が、私たちには必要になりました。
ここ2、3年で受託面積が増大した事で6次産業化にも取り組むべきという流れができました。しっかりと商品化した物を私たちの名刺代わりにして、これからも地域の中で頼りにされる、頼りになる存在であり続けたいのです。
私は好きです。
真面目にコツコツ、暑い日も、雨の日も、寒い日も頑張るその手が背中が。
神戸市にも農地が沢山あります。
その一部で障害のある方も農業に取り組み、郷土を守る役割を担っているという事を知ってもらいたいと思い、Kobe Sweets Gardenと(株)ハートスフードクリエイツとの協力をいただき、「農商福」連携アグリプロジェクトとして、私たちの米粉ブランド「神戸米っこ物語」が生まれました。
神戸米っこ物語、いよいよ始まります。
神戸産キヌヒカリ100%米粉
神戸米っこ物語
酒米の王者「山田錦」が多く生産されるこの地域、地層はねばい粘土質です。上質で美味しいお米を作るには土台である土が大切です。
今年収穫したばかりの新米キヌヒカリを100%使用して作った米粉を是非ご賞味下さいませ。
アグリプラス神戸とは